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いつか夢のハコで。
キャラメルボックスが活動休止を発表。
次の日のニュースで、その理由が運営会社が立ち行かなくなったという。
えーと、これは中々のショックで。
キャラメルボックスは演劇に少しでも携わった人間は誰しもが知っている劇団で(と、個人的には思っています)
小劇場から始めた劇団、役者にとっては
『今僕らはこんなだけど、いつかはキャラメルボックスみたいに商業的に成功するんだ!』
『サンシャイン劇場を満員にする!』
『劇団の出身俳優がNHKドラマの主役になれる!』
という、まさに夢の存在だった。
芸能人やアイドルではなく、劇団の力でお客を呼んでいた劇団だったと思う。
もちろん内容に好みはあるにせよ、動員を増やすための最大公約数に沿ったマネジメントをしていたと僕は思っていてそのプロ意識は凄まじいとしか言えない。
その劇団が、ここは続くと思っていた劇団が、活動休止。
理由は運営会社の破産。
入場者数も減ってたのかもしれない。
現に僕も最後に観たのは5〜6年前。
やっぱり好きなら観に行かないと。足を運ばないと。
一度、終わったらもう再起は難しいのかもしれない。
ゆっくりと下降し続ける紙飛行機の上昇気流になるのは、自分のそんな気持ちなんじゃないかな、と。
そんな事を考えてしまう夜です。