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劇団MONO「はなにら」
雨の吉祥寺。
久しぶりの演劇鑑賞。
演劇を観るのは好きなのだけど、なかなかタイミングが合わずに終わってしまう事がしばしば。
知人、友人のお芝居も誘われたら、なるべく見に行きたいと思うけど、こちらもスケジュールとの兼ね合いが中々難しい。
2ヶ月前とかに告知して欲しい。
すいません、我儘です。
きっとお芝居の本番2ヶ月前は、小劇場だったら稽古の真っ最中か、もしくは顔合わせしたとこくらいかもしれないし、まだ全員集まってないんですよーははっ、とか言ってるかもしれない。
そんな事より、劇団MONOです。
好きなんです、MONO。
京都の劇団です。
今年なんと30周年。
凄い。ホントに。
コアメンバーは変わらずにずっと一緒。
だからこそ出来るお芝居がありまして。
ホントに仲が良い空気とか。
それでも喧嘩したりとか。
でも根っこに愛はあるなぁみたいな。
そんな事を飄々とやっている劇団。
語り口は軽いけど、今の現状、社会をいつのまにか切り込んでくる。
今回の舞台は、島。
静岡からフェリーとかで2時間くらいの島なのかな。
そこで20年前に大噴火があった。
たくさんの人が亡くなって、奥さんを亡くした人、子供を亡くした人、孤児もたくさん。
子供の面倒を見るのに養子縁組したり。
シェアハウスをして大所帯の家にしたり。
そうして、家族を失った人たちは一緒にみんな寄り添って生きてきた。20年間。
そして、一人の子が結婚して島を出ると言い出す。
というあらすじです。
家族ってなんなのか、居場所ってなんなのか。
血の繋がりとかじゃなくて、その人が家族だと思えば、家族だ。
10日まで、吉祥寺シアターで上演しています。
お時間あれば、是非。