お笑い
R-1のおもいで
R-1ぐらんぷり、数ある中で一番結果にコミットできるショーレースとして注目が集まってますね
ピン芸人の勢いすごいです
そして参加資格も割と緩くて生粋のピン芸人でなくてもエントリーできる事から、毎年参加者も増えています
チャンスは多いほうが良いですからね
なので、かく言う僕もエントリーしたことがあります(二回戦敗退というしょっぱい結果ですが
ただこれが普段大人数でコントやってる身としては結構しんどい大会でして
なにがしんどいって単純に一人でネタをやるのに慣れてないだけでしたが
単純に心細いです
実績がなくR-1に参加する芸人はアマチュアを含め一回戦から始まります
今より参加者が少なかったとはいえ、2000人くらいの人たちを2週間でふるいにかけなくてはいけないので会場はごった返しております
東京、大阪に分かれていくつかの劇場で朝から晩まで一回戦をやっているのですが、そこまで大きい会場ではないので楽屋なんかありません
大体廊下とかで着替えます
女芸人もです、関係ありません
しんどかったのはまだ公園通りにシアターDがあったころ
ここの舞台に直結している楽屋は超せまいことで有名で(ちょっとしたトイレくらい)、待機も何もできない広さなので次の次の出番の人くらいまでが並ぶことしかできません
なのでどこに並ぶのかっていうと…外の階段に並ぶんです
R-1ぐらんぷり、季節は真冬
吹きっさらしの階段に5階から1階までずらっと並ぶ色とりどりの芸人たち
異様な光景です
もちろんランダムにエントリーしてますから、参加者たちで面識があるほうが稀
だいたい一人でぶつぶつとネタの確認をします、凍えながら
まだ僕は服を着ていましたが、裸のネタの人とか死んじゃうだろ
で、乾燥して凍えた中30分以上吹きっさらされていきなり飛び出した舞台もキンキンに冷えています
声も出ずらいです、さっきまで外いたから!
あと、R-1というピン芸人の大会ですが、割とギリギリのラインです
なんていうか、コンビでやっている芸人はある程度他の人間とコミュニケーションが取れている人じゃないですか?前提として
相方とネタ合わせとかも必要なわけですし
ただ、ピン芸人というのは一人ですから、脳内で面白いことを考えているかヤバいこと考えてるか紙一重です(先入観
舞台でネタ中ずっと体にリンスを塗りたくってる人とか、なんかずっとキレてる人とか、お母さんが付き添いで来てる人とか…
そんな思い出のR-1ぐらんぷり
今回のハイライトは紺野ぶるまさんが目の見えない濱田祐太郎に隣でずっと審査状況を教えてあげていたところです
性格悪い女のネタやってたのにめっちゃいい子だった!
ほっこりしたところで失礼します